サッカーには正解はありません。時代、流行り、指導者の志向などによってその場での正解とされるものは変わるものです。
しかしサッカーはサッカー。変わらない原則もあるものです。私たち大人は世の中で大事にしなければならない価値観と同じようにその原則にのっとり、しかし時代を鑑みながらアップデートし続け、子ども達がその時正解と思って判断したことに対して、失敗も含めて受け止めながら、正解はなんだろうと一緒に考え続ける存在なのだと思っています。
そしてサッカーはチームスポーツです。一人ではできません。人生と同じように、関わる周囲の人たちに対してリスペクトの気持ちをもってほしい。チームの仲間、試合相手、審判、運営にかかわる大人たち、応援してくれる家族や友達の思いがあってのサッカーであり、やりたいことをやれるのはそのおかげだということ。近年多くの震災もありました。当たり前ではないということ。その中で自分もやりたくないこともやらなければならないことがあること。自分のためだけでなく、人もためにも動けるようになること。そうして人生は生きていくものだということを理解し、自分の足で歩み生きる力を、サッカーを通して身につけていってくれたらと願っています。
そのために私たちは、サッカーを教える場所と、サッカーの試合をする場所を子ども達の成長の機会の場として提供しています。
全ての子ども達の成長のために。そのためにはどんな場所にしたらよいか、皆様のご支援を得ながら切磋琢磨してまいります。